2010/03/09

KIHADA nuno




前回、佐藤千香子さんにお目にかかったのは2週間位前でしょうか。
画廊のゆったりとした木の椅子に腰掛けて
宙を見つめていた姿が印象的でした。

あの時の佐藤さんの目には、ご自分の織物が画廊の空間を彩っている
様子が既に映っていたに違いありません。

思わず手を触れてみる。
その触感は、しゃり感があり和紙を思わせます。
植物から生まれる美しい色彩の作品が
まるで経糸と緯糸を組み合わせるように展示され
壁面自体が抽象画の作品のようで引きこまれました。