2009/11/24

本と栞



数年前にいただいた本を読み返していると
友人お手製の栞が出てきました。

紙の先端を赤く塗っただけの栞なのに良いではありませんか。


本を読んでいる時には、ほんのり温かい。
本をパタリと綴じれば、マッチの灯を吹き消したよう。
また本を開けたなら、物語に灯がともります。


明日からブックカフェの奥で、旅に関する150冊あまりの古本の展示販売が始まります。

栞は、壁の花。
ひっそりと出番をお待ちしております。

参加者は在廊していないことがほとんどですが
本好きな方は、カフェでのんびりと本を開いてみてください。






2009/11/20

お気に入りの箱

旅の栞展に出す栞を作りました。





頂きモノの活字の中でも、ポイント数もフォントも不揃いな このケースを眺めるのが一番好きです。
限られた活字で、どんな言葉をつくれるかとワクワクします。

アカデミックな活字屋さんに叱られそうな組み版をしちゃいましょっと。

それにしても、もっとクールに仕事をしたいんですけれど
昨日も今日もふと鏡を見れば、顔に青いインクがついていました。
あぁ・・・・

2009/11/17

あたたかいな


今日は冷たい雨の1日でした。
心を込めて珈琲を入れました。


2009/11/14

理想と現実



亜季:       格好えぇのぉ。

友人1:      格好えぇけど、アキには似合わん。似合わん。

友人2:      とぼけている位で丁度えぇよ。

友人3:    そや!そや!




2009/11/09

ムラが味方


刷っていて楽しい時は、こんな時。
版が同じでも、表情の違うものが出来上がるのです。
プリントゴッコインクを使用すると、必ずムラになる。
ムラを味方につけてみます。




2009/11/08

空白の中に座っていた


記憶   空白の中に座っていた




穴掘り公爵   ミック・ジャクソン著

2009/11/01

アイツ


日頃から穏やな人が、突然に口調を変えてこう言った。
「アイツは図々しいんだよ。まったく。」

「アイツ」はどうやら図々しいらしいが、愛すべき奴らしい。
シアワセな 奴め。